限られたリソースをどう使うか

目次
リソースとは?
リソースとは「資源」を指すことが多いようです。私もこのブログで「リソース」という言葉をよく使います。
私、当事務所のリソースは「労働力・労働時間」の事を指して使っています。
「労働力・労働時間」、私とスタッフの労働時間、目標は月100時間×2人×12か月の2400時間の労働時間。実際には2人×7時間×20日×12か月=3360時間の労働力になります。
この3360時間の労働時間を効率的に使い、より多くの報酬を得るか?
はやりの言葉でいうと「タイムパフォーマンス」費やした時間に対する効果や成果、満足度ですかね。
時間単価10,000円が目標
税理士開業当初から時間単価10,000円を目標に設定していました。単純計算すると3360時間だから売上が3360万円という計算になりますが、そこはちょっと違います。
A社の仕事をしている時間×10,000円という考え方です。情報のインプットの時間やリフレッシュ(勤務時間中に仕事が嫌になってコーヒーを飲みに行く)の時間は含みません。
純粋にクライアントの業務時間に対しての対価です。
これくらいの単価でないと、実際問題として事務所経営は無理だと思います。
とある事務所で聞いたところスタッフが担当するクライアントで年間売上が2000万円は必要だという話を聞いたことがあります。大都会東京と田舎の零細事務所を単純比較しても無理があると思いますが、そのくらいの報酬を頂きたいものです。
とあるお仕事のタイパが悪くなってきた
なぜ、今日この内容のブログを書いているかという話です。
確定申告期間中にとある事務所のお手伝いをさせていただいております。私の収入が少ないときに声をかけていただき、当時は本当に助かりました。
それ以降ずっとお手伝いをさせてもらっていたのですが、お陰様で当事務所も順調にクライアント数が伸びてきておりまして、2月3月は繁忙期といえる状況になりつつあります。
一方で、このお手伝いをする時間を割くことで私の業務時間が増えているのが現状です。さらにこのお手伝いの時間に対する報酬が減少傾向にあります。
ちなみに時間給ではなく、1件〇〇円という設定で入力事務のお手伝いなので情報量によりけりなのですが、時間に対する報酬が減っています。
ということで、来年以降は当事務所のクライアントのみでお仕事をしよう!とスタッフと相談して決めました。当然、一時的には売上の減少という状況にはなりますが、新規クライアントを受注する形でより効率的な業務運営ができるように改善しようと思っています。
【編集後記】
久しぶりに仕事の夢を見ました。所得税の申告期限に間に合わない、そんな夢でした。