達人からA-SaaSへ

年末調整事務が終わる

1月末期限の法定調書を提出すれば年末調整事務が終わります。やっと終わるといった感じです。

当事務所、基本的にはfreee人事労務で年末調整を行いfreee申告で電子申告という流れなのですが、何件かはfreee人事労務を契約していないクライアントがおります。これが、どうにも非効率だったのですが今回はA-SaaSを使って処理したので、その雑感です。

達人の雑感

税理士を開業してから年末調整は達人を使っていました。というか、年末調整だけのために達人を契約していたのです。

ただ、ほんの数件の年末調整のために4万円近く支払っていました。それ以上の負担をしたくなくて「データ管理の達人(49,800円)」「電子申告の達人(36,000円)」の契約をせず対応していました。故に毎年データを登録して、神に出力して作業するという非効率的な部分がありました。

うちのスタッフに迷惑を掛けてしまいました。

A-SaaSへの移行

A-SaaSがfreeeとジョイントした結果、freee認定アドバイザーも現行契約でA-SaaSが使えるようになって、少しおいて給与計算システムも使えるようになりました。

年末調整の時期より前から、freee人事労務を使っていないクライアント分について給与の登録をしてたことから2024年の年末調整は随分と楽になりました。そして、紙で出力していた法定調書関係も電子申告する事で効率化が図れました。

不完全なfreee申告と不完全なA-SaaS

今回の年末調整はfreeeとA-SaaSがジョイントしたことで作業効率が改善されました。が、しかし、依然としてfreee申告には弱い部分があり改善の余地はあります。また、A-SaaSとて相続税が電子申告に対応していないなど難点はあります。双方足しても使い勝手が悪い部分があります。

聞くところによると、A-SaaSの申告開発チームがfreeeに取り込まれた際に、freee申告をみてこれではダメだと、かなり力を入れて改善したと聞きました。更なる改善に期待です。

【編集後記】

本日は税理士会松本支部の例会があり出席してきます。また、会合後に現在の支部役員と来年度以降の役員とのランチミーティングが開催されます。

私、令和7年度8年度の税理士会松本支部の理事を仰せつかってしまったので(なぜ?)、1年ぶりにスーツを着ています。さすがに、白パンに黒のパーカーではね。臨時総会の役員承認の際には白パン、黒パーカーでしたが、何か?

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