脱税は、犯罪。

脱税者は見つかる。査察官は見つける。

国税庁のHPに査察のチラシがあったの紹介します。

裏金国会議員を脱税じゃないのか!?ときっと言われているだろうな~。

令和5年度 査察の概要

令和5年度 査察の概要が国税庁より公表されいています。

公表された資料によると検察庁に告発された件数は101件、脱税額は89億円とのことです。少し古い資料と比較してみましょう。平成19年度、今から16年前の告発件数は158件、脱税総額は309億円となっていました。

単純な比較はできませんが、告発件数、脱税額ともに減少傾向にあるということです。納税意識の高まりから減少したのか、そもそも景気が悪くて脱税するまでもないのか良く分かりませんが、前者であってほしいものです。

消費税事案、無申告事案、国際事案などなど

以下、国税庁の資料より引用です。

消費税事案では、同一の高級腕時計のシリアルナンバーや不正に入手したパスポートの写しを用いて書類を偽造することで、架空の課税仕入れ及び架空の輸出免税売上を計上していた事案や、コンビニエンスストアで販売していた免税商品について、虚偽のパスポート情報を用いることで、架空の輸出免税売上を計上していた事案などの不正受還付事案を告発しました。
また、アフィリエイト事業により収入を得ていたにもかかわらず、虚偽のコンサルティング契約書を準備するなどして所得を隠匿した上で、確定申告書を提出していなかった事案などの無申告事案を告発しました。
そのほか、脱税のために虚偽の経費を計上するスキームを節税とうたって、広く納税者に利用させていた脱税請負人事案や、違法な方法で未公開株式を売却して得た収入を海外法人の収入と装っていた大規模な事案などの社会的波及効果の高い事案を告発しました。

今も忘れない一言。

税務署時代の忘られない一言。査察経験の長い先輩に「査察は必ず脱税を見つけるんだよ、なんでだとと思う?」と聞かれたことがあります。

答えは「査察は見つけるまで調査を続けるんだよ」とクールな表情で言われたことを覚えています。

なんか、今日、このチラシを見て思い出しました。

【編集後記】

3/30以来のジムに行ってきました。ありとあらゆる筋肉が悲鳴をあげています

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