縁あってインターンを受け入れる
当事務所では初めての出来事があります。それは何かというと、「インターンの受け入れ」です。
目次
インターンとは?
そもそもインターンとは何か。ネットで調べると、「学生や未経験者が企業などで一定期間、実際の業務を体験しながら仕事や業界への理解を深める制度」とあります。
昔の言い方をすれば、“職業体験”に近いのかもしれません。私のような昭和世代からすると、最近の学生は早い段階から社会との接点を持つ時代になったんだなと感じます。
最近では、インターンは単なる会社見学ではなく、就職活動そのものの一部になっています。
学生側も「どんな会社か?」だけではなく、「自分に合う仕事なのか?」を知るために参加しているようです。実際、現在の学生はインターン参加率もかなり高く、「適職を知るための機会」と考えている人が多いという調査もあります。
どういう縁があって今回インターンを受け入れることになったのかは、色々事情もあるので省略します。ただ、せっかくのご縁なので、私自身も「若い世代に何を伝えられるのか」を考える良い機会になりました。
伝えたいのは、今の会計業界のリアル
税理士業界というと、まだまだ「紙」「ハンコ」「電卓」というイメージを持たれることもあります。
しかし実際には、クラウド会計、Web会議、AI活用など、数年前とは比べものにならないくらい変化しています。
当事務所も、最先端のAIをフル活用しているような事務所ではありませんが、それでも地方の既存事務所と比べれば、ITやAIはかなり取り入れている方だと思います。
特にコロナ禍を経て、仕事の進め方は大きく変わりました。Zoomなどを使ったWebミーティングは当たり前になり、資料共有もクラウド中心。
もちろん「やっぱり直接会って話したい」というクライアントもいますが、私が長年勤めていた税務署時代とは、働き方そのものが大きく変わっています。
インターンを受け入れる不安
どこまで伝えて良いのか。逆に、伝えてはいけないことは何か。実務を経験することで、その人の考え方や価値観にどんな影響があるのか。こちらとしても手探り状態です。
ただ、短い期間ではありましたが、仕事そのものだけでなく、「社会人として働くとはどういうことか」「責任を持つとはどういうことか」という部分まで、少しは伝えられたのではないかと思っています。
最近のインターンは、企業側の採用活動という意味合いも強くなっています。しかし、本来は“お互いを知る場”なのだと思います。学生にとっては業界を知る機会であり、企業側にとっては若い世代の価値観を知る機会でもある。
今回、当事務所として初めてインターンを受け入れましたが、私自身も学ぶことが非常に多かったです。若い世代の感覚や考え方に触れることで、「こちら側も変わっていかなければならない」と感じる場面も多々ありました。
人との縁というのは不思議なものです。
もしかすると、今回の経験は、来てくれた本人だけではなく、受け入れたこちら側にとっても、大きな意味があったのかもしれません。
【編集後記】
当事務所、今年もアイスコーヒー始めました。