続報!政治と金
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使途が明らかになってきた
昨日も書いた政治と金を巡る問題。今日になって少しづつ裏金の使途が明らかになってきたとニュースにありました。
記事によると除外した裏金の一部を元政策秘書に「給与」として支払った疑いがあること。また某元国会議員の飲食費や交際費にも充てられていたとのことです。
さてこれらの問題を税金の面から考えてみたいと思います。
元政策秘書に「給与」として支給した
元政策秘書に「給与」として支給した場合、サラリーマンであればそこから所得税や社会保険料が天引きされ、年末には年末調整という作業を経て所得税の額が確定されます。さらに源泉徴収票が発行され住民税等が課税されます。
元政策秘書に「給与」として支給された金額が上述のような適正な処理がなされたのか疑問が残ります。まー原資が裏金であれば想像がつきますが・
遊興費や交際費に充てられた。
政治資金パーティーで集めた資金ではありますが、これらの資金を適正に処理せず個人的に費消していたということなので所得税か課税されて然るべきと考えます。後出しで政治資金収支報告書に記載し修正訂正すれば課税が免れるというのは、ちょっと虫が良い話ではないでしょうか?
一般に法人で考えたら、代表者が売上を除外し個人的に費消していた!ということと同じで、この場合は法人税で重加算税対象の修正申告、代表者に対する役員賞与で所得税も課税ということになります。
昨日も書きましたが政治団体は法人税法上人格のない社団等に該当し原則法人税が課されません。がしかし所得税は別。課税の公平性から考えてもここは所得税が課税されるべきと考えます。
愚痴。
こんな安易な考えをお持ちの方が国会議員であることが残念でなりません。また、その国会議員の周り要る人間も正常な判断ができない、一般的な考えができない人が集まっているというこですね。誰か止められないのか?いつか発覚する不安に苛まれることはないのか?
きっとそれらを上回る何か利権があって辞められないだろうな。
国会議員の全てがこのような人だとは思いませんが、それにしても国会議員数が700人以上とは、ちと多くないですか?
【編集後記】
怒涛の12月が終わりました。と言ってもまだ1週間残っているのですが。12月1日のfreeeに仕事からずっと走り続けてきた3週間。昨日、今年最後のミーティングが終わり残りの日々は残務整理をしながら1年のまとめをしようかと思います。