申告freeeに挑戦する。
税理士開業1年目。
初めての確定申告に挑戦です。
当然、会計freeeからの申告freeeで「一気通貫」での作業です。
目次
会計freeeでの準備
会計freeeから「確定申告」→「確定申告書の作成」を選択します。
こちらを選択すると「決算書に必要な情報を入力しましょう」という画面が出てきます。
あとは、質問に答えていけば準備は完了です。
ここまではOK!比較的簡単に進みます。
全ての入力が終わったら「申告書類を作成」のボタンをクリックして、いよいよ「申告freee」の画面に突入です。
画面を見ていただければ分かると思いますが、全体の構成は「基本情報」→「家族情報」→「所得・控除」→「申告書作成」→「電子申告」の順に入力していくという手順です。
このように問いに答えて行けば確定申告書ができあがるという感じです。
感覚的には、なるほど「これは簡単にできるぞ」という感じです。
エラー続出する。
さて、出来上がった確定申告書を印刷してチェックしてみると、色々エラーがありびっくり。
入力誤りもあれば、システムエラーもあり。
これって、普段確定申告しない人は気づかないよなーと思うこと。
ここまであったエラーを列挙してみます。
・申告freeeで農業所得の決算書が作成できるのですが、自動で確定申告書に連携しないので、ここは手入力する。ところが、確定申告書の農業所得の欄が入力不可になっていて転記できないエラー(システム改善済)
・16歳未満の扶養親族を1度入力して申告書に反映させて後、当該扶養親族を外しても申告書上は削除されないエラー(システム未対応)再作成するしかない。
・自宅兼事務所等の固定資産を取得した際に事業用割合を入力するのですが、消費税の計算の際には事業用割合が考慮されず、全額が仕入税額控除の対象として計算されてしまう(システム未対応)→固定資産取得時に案分して仕訳を入力して家事分を消費税対象外として入した。
ちなみに一般経費の家事案分は消費税の計算上正しく反映されます。
・消費税の確定申告書で整理番号が入力できない。正直、なぜ?って感じです。
まとめ
今年、初めて申告freeeに挑戦しています。
一般的な確定申告ならとても簡単にできそうな感じですが、ちょっと一手間必要な申告には苦労してます。
件数が少ないから対応できますが、多くなったら他の申告ソフトを検討したくなるかも。
【編集後記】
今日はこれから安曇野市商工会三郷支所において、税理士による税務支援事業に行ってきます。