申告freee 第一印象でのメリット・デメリット


freeeが提供する「申告freee」を触ってみました。
イメージが先行していましたが、実際に触ってみると「ふむふむ。」という感じでなかなか面白いという印象です。
そんな中、第一印象のメリットとデメリットを紹介します。
目次
メリット:転記が不要であるこ
申告freeeの謳い文句である「申告freeeで実現する一気通貫による効率化」。
- 会計freee・人事労務freeeから自動で数字が転記されること
- 転記ミスというヒューマンエラーを防止できること。
- チェック機能の充実(どのソフトでもあるけど)
やはり、転記不要というのが一番のメリットであると、会計freeeの数字が申告書に連携しているといのは便利。
最終的なチェックは私の目でやる事になりますが、ひとり税理士として事業を行う上で事務の効率化は必要不可欠です。
友人の税理士事務所は会計ソフトからデータを出力し、申告ソフトへ手入力で転記していて、入力チェックの時間もかかるとのことです。
申告書作成事務が軽減されることで、クライアントへの時間が増えることは大歓迎です。
デメリット:法人税の申告別表の少なさに不安
新興ソフト会社故の弱さなのか?
申告freeeで対応している法人別表が少ないなぁと、国税OBとして国税局調査部ではかなりレアな別表と対面してきたので物足りなさを感じます。
基本的な主要別表(中小企業で最低限必要な別表)は対応済みなので当面問題がないと思われますが、クライアントの規模が大きくなってくると対策を考えないといけない感じです。
freeeの担当者様もお話されていましたが順次対応別表が増えていくと思われます。
まとめ
まずは、初見での感想です。
これから実際に申告書を作成していくなかで色々なことを感じると思いますので、また報告したいと思います。
freeeは12月にマザーズへ上場が予定されています、さらなるソフトの充実を期待しています。
【編集後記】
実に朝が冷え込んできました。
息子の学校ではすでにインフルエンザで学級閉鎖が出ているとのこと。
体調管理には十分を気を付けたいものです。