新たなスタートへ向けて、今やっている3つのこと

3月の繁忙期を何とか乗り越え、3月決算のピークも落ち着いた今、ようやく事務所運営を見直す余裕が出てきました(とはいえ、タスクはまだまだ山積みですが…)。
5月までの概算試算表を作成した結果、売上、経常利益共の前年比では上々の数字なのですが、事業目標には届かない状況です。ということで「事務所のビジネスモデルの再構築」に取り組んでいます。
このブログでは、その中でも特に力を入れている3つの取り組みについてご紹介します。
目次
報酬体系の見直し:freeeにマッチした仕組みへ
開業当初から使っていた報酬体系、実は知り合いの税理士さんの料金表をほぼそのまま使っていたんです。数回の軽微な改訂はあったものの、業種や売上、役員報酬など複雑な要素が多く、当事務所のスタイルにしっくりきていないと感じていました。
知り合いの税理士はTKC、当事務所はfreeeと使用する会計ソフトが違うので当然。そこで今回は、freee会計を軸とした料金体系を一から見直しています。すでにfreeeを前面に打ち出している事務所を研究しながら、当事務所の特徴を活かした報酬体系を再構築中。使いやすく、分かりやすいものを目指しています。
記帳代行の新サービス立ち上げ
これまで当事務所では基本的に記帳代行は行っていませんでした。開業当初は一人でやっており記帳代行は税理士の仕事ではないという考えから記帳代行は受託していませんでした。しかし、スタッフからの「記帳だけでもお願いしたいというニーズがあるはず」という提案をきっかけに、新たな展開を模索中です。
具体的には、freee会計を使った記帳代行や登録内容のチェック、導入支援などを想定しています。これは私が主宰する法人で受託を想定しており、すでに報酬体系や業務フロー、集客戦略の検討をスタッフに依頼しています。
気になるのは「税理士事務所」と「法人」の棲み分け。税務は税理士事務所、記帳業務は法人と契約書で明確に線引きし、税負担や社会保険料への影響もシミュレーションしながら慎重に進めています。
ホームページの一部リニューアル
上記の取り組みに合わせて、事務所のホームページもリニューアルを検討中です。さらに、司法書士や相続専門の税理士との業務提携も進めており、その内容も新HPで打ち出したいと考えています。
ただし、これは私一人では進められないので、関係者と相談しながら慎重に形にしていく予定です。少し時間はかかりそうですが、ここは焦らずじっくり取り組みたいところ。
まとめ
7月から新年度を迎える法人の決算(6月決算)も控えており、事務所と法人の両方で「リスタート」できるよう、今はその準備を着々と進めています。変化のタイミングはチャンスでもあります。新たな体制で、より良いサービスを提供できるよう、引き続き進化していきます!