手形・小切手が廃止される
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手形小切手が廃止に・・・
全銀協の「手形・小切手機能の全面的な電子化に向けた自主行動計画」によると「2026年度末までに電子交換所の持出される全ての手形・小切手の交換枚数をゼロにする」としています。
3メガバンクは2025年度中に紙の手形小切手を廃止するそうです。
私が社会人になった平成の初期の頃には税務調査で手形小切手はありましたが、今では中小企業やフリーランスで手形や小切手を使っている人なんて見たいことないし、税務調査でも久しく見てなかったと思います。
税務大学校には手形・小切手法の授業がありどこぞの有名大学の教授が講師に来ていました。今でもあるのかな?テストの点数は悪かったなー
簿記の世界でも手形や小切手は出てきますが、実務では全くと言っていいほど使用しなくなった勘定科目です。
資金繰りの苦しい企業は手形?
手形や小切手がいつ頃からあるのか知りませんが、資金繰りの苦しい企業にとっては手形を活用すると支払いが90日や120日先だったりして重宝していた時代もあったと思います。
令和の時代、支払が遅くなる、紙媒体での手間や管理、そして押印や印紙、金融機関への受け渡し等々手間とコストがかかる手続きを好んで利用するい人は皆無です、また、手形小切手は紛失やリスクを伴うので今の時代にはそぐわない商慣習なのでしょう。
私の事務所のクライアントに手形小切手の利用者はいませんが、利用している企業は支払いシステム等の変更を余儀なくされる事と思います。
初耳な決済取引が多い
税理士になって5年。税務署時代に知らなかった言葉を随分耳にしました。
「PayPalで決済しています」
「Payoneerで決算しています。」
それ何ですか?銀行口座ですか?
海外との送受金も色んな方法で行われるようになっています。
【編集後記】
来月はゴルフ⛳でリフレッシュ