定額減税とふるさと納税
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ふるさと納税の季節です。
11月に入り2024年も残すところ2カ月となりました。月日の流れるのは本当に早いものです。
そして年末を迎えると今年の所得を見ながらふるさと納税をどの位しようかと思案する季節になってきます。私も事業計画と実績を比較しながら、残り2ヶ月の売上を考えて最終的な損益をみてふるさと納税をと思っています。
ふるさと納税のサイトでは自身の収入や所得からふるさと納税の限度額を求めることができます。メリットを享受できなくなりますが、限度額を超えて納税することも可能です。
ふと、今年は定額減税なる制度があり、私の場合、国と地方を合わせて12万円の減税になります。この定額減税でふるさと納税の限度額に影響ができるのか?という素朴な疑問がありましたので解説します。
定額減税とふるさと納税
結論から書くと「定額減税はふるさと納税の上限額に影響を及ぼさない」です。
ふるさと納税による住民税の控除額を計算する際に重要なのは「住民税の額を基礎」ということです。この住民税の額について、定額減税前の住民税額なのか?定額減税後の住民税額なのか?
これについては下記に通りになっています。
特別控除とは「定額減税」のことを指しますが、ふるさと納税の控除上限額を計算する際には「定額減税前の所得割の額」ということになり、定額減税はふるさと納税に影響を及ぼさないという結論に至りました。
一安心です。
2024年の最終的な所得金額はこれからですが、あと4万円ほどふるさと納税が可能です。どこに寄付して返礼品は何にしようかと、ちょっと贅沢な悩みです。
【編集後記】
色々エラー発生していて、この連休は対策を考えようと思います。