宅建士試験から撤退。挑戦の終わりと次の一歩

「勇気ある撤退。」
この言葉、自分の口からはあまり言いたくないフレーズです。

宅建士試験を受験しようと思ったのは、たしか昨年の2月か3月頃。
受験を思い立った理由は決して立派なものではなく、正直に言えば少し不純な動機でした。
それでも、昨年・今年と2年連続で挑戦してみて、ようやく自分の中で区切りをつけようと思いました。

結果から言えば、合格は無理だと感じました。
昨年の試験のほうがまだ手応えがありましたが、今年はまったくもって感触がありません。
自己採点をする気にもなれず、試験中もどこか気持ちが切れてしまったのか、途中で「もういいや」と思ってしまったほどです。
もちろん最後までマークシートは埋めましたが、時間がかなり余ってしまい、現実逃避のように47都道府県を書き出すという謎の作業をしていました。
熊本県と島根県がなかなか出てこず、コンプリートに少し時間がかかったのは秘密です。

不思議なもので、試験が終わった瞬間、「ほっ」とした感覚がありました。
悔しさよりも、むしろ安堵。
あぁ、これでようやく解放された――そんな気持ちでした。
もしかしたら、宅建士試験そのものが、自分にとってストレスの種になっていたのかもしれません。

次の目標は「コーヒーインストラクター2級」です。
11月16日に研修、12月6日に試験があります。
宅建士とはまったく違うジャンルですが、自分の興味に素直に向き合ってみようと思っています。

とりあえず、この1か月ほどは少しゆっくり過ごして、読書でもしようかなと。
思えば、ここしばらく本を手に取る時間もありませんでした。
焦らず、無理せず、自分のペースで。
また何かに挑戦したくなるその日まで、心を整える時間にしたいと思います。

【編集後記】

せっかく宅建士の試験ストレスから解放されたのに、また、お腹の調子が悪いです

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