契約解除通知書
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契約解除
間もなく税理士を開業して5年が終わろうとしています。この間多くの方々とお仕事をさせていただきましたが、私の業務が行き届かなくて解約を申し出た方、クライアントの業務が上手く回らずコスト削減のため解約を申し出た方など色々な理由で契約を解除された方がいます。
今回、令和6年8月1日付で初めて当事務所から契約解除通知書を郵送する案件が発生しました。
その方とは税務署による税務調査をスポットで受託したご縁で業務契約を締結しました。当事務所は基本的に自計化をお願いしているのですが、その方は自計化が無理ということで記帳代行という形での業務契約を締結しました。
毎月10日まので資料提供をお願いしていたのですが当初から履行されることはなく、また、再三に渡り資料提供の催促等を行ってきましたが、それでも資料提供が確定申告前の年1回という状況でした。
このような状況でしたが、私も若干の余裕があったことから対応してきましたが、我慢の限界。
令和5年分の確定申告書作成にあたっては、資料提供から1週間程度で銀行に試算表を出したいとの依頼があり、この方とは一緒に仕事ができないと判断。それでも申告書作成後に資料提出の依頼をし、7月に入り最後の依頼をしましたが今日まで連絡も来ずという状況です。
と、いう事で当事務所では初めての「契約解除通知書」を郵送することにしました。
お願いする側、仕事を受ける側
「お客様は神様です」という三波春夫さんの言葉がありますが、お客様を神様のように扱うという意味ではありません。
どちらが上とか下とかいう考えはありません。お仕事を依頼していただけるという事は、大変有難いことではありますが、だからといって無理難題を押し付けられても困ります。
確定申告前に大量の証憑類を郵送されても対応には限界があります。現にこのクライアントの対応で私も当事務所のスタッフも疲弊したは事実です。
限られたリソースは有効活用したいし、何より気持ちよく仕事ができない状況は耐えられないのです。
これで来年の確定申告時期は少しは楽になるかと思うとホッとします。
【編集後記】
税理士 iPhone15購入します。