契約解除の申し出から一転…不思議なご縁の話

ビジネスにおいて、出会いと別れはつきものです。税理士業務も例外ではなく、新たなご縁もあれば、残念ながら契約解除という形でお別れになることもあります。当事務所でも、私の力不足を感じるような経験をしたこともあります。今回は、そんな「別れ」が「再びのご縁」へと変わった、少し不思議なお話を共有したいと思います。
目次
顧問契約のスタートと突然の申し出
令和7年4月、当事務所は2社のクライアント様と新たに顧問契約を締結しました。
契約初月にはそれぞれミーティングを行い、今後の業務フローや目標などを共有。順調な滑り出しと思っていた矢先、2社ともから「顧問契約の継続が困難になった」とのご連絡をいただきました。理由は異なるものの、どちらもやむを得ない事情であり、私としても受け止めざるを得ませんでした。
最後のご挨拶のつもりが…
一度は解除のご意向を示されたとはいえ、ご縁をいただいたクライアント様。
今後のことも含め、最後にご挨拶とお話をしたいとお願いし、面談の機会をいただきました。その場で、なんと2社とも「やはり契約を継続したい」とのお申し出が。しかも、当初よりも踏み込んだ内容でのご相談までいただける流れに。まるで偶然が重なったような出来事に、ただただ驚かされました。
ご縁を大切に、より良い支援体制へ
一度は離れかけたご縁が再びつながる。
この出来事は、単なる偶然ではなく、何か意味のある流れだったのではと感じています。クライアント様にとって経理業務が少しでも楽になり、経営判断に役立つ情報がタイムリーに届くよう、体制の強化を進めてまいります。税理士という立場から、信頼される「伴走者」であり続けたいと、改めて気の引き締まる経験となりました。
【編集後記】
令和7年も半分が終わりそうです。やっぱり時の流れは早いな~と感じながら、源泉所得税の納期特例の納付書を作成しなきゃと焦っている私がいます💦