再会の約束
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20年振りは大袈裟か?
20年振りは大袈裟か?
私が30代前半の頃、長野県の木曽税務署に勤務していたときの先輩が4月に税理士を開業したとのこと。ふと懐かしくもあり、私自身の打算的な考えもあり連絡を取ることにしました。
相続税を主に担当されていた方なので、私の苦手な相続税の相談相手になってほしいというのが本音なんですけど、いざ電話してみると懐かしい声がして昔を思い出してしまいました。
ということで、11日の木曜日に十数年ぶりにお会いすることになりました。
木曽税務署は特殊な署
木曽税務署は関東信越国税局で1番小さい税務署です。現在の署員数は12名(署長含めです)、当時は15名だったと記憶しています。
法人課税部門とか個人課税部門とかはなく「調査部門」と呼ばれ全税目の調査権限が与えられていました。法人税の担当者は3名おりましたが、その3名で法人課税の業務を全て行うので業務全体を把握するという意味では良い経験の場ではあると思います。
税務署でも民間同様「計画」があり、年間の計画日数が1.0日のところ2日間かかると計画対比200%というとんでもない数字が浮かび上がり、署長に呼び出され怒られたのも良い記憶です、だって事実だからしょうがないじゃん!!ってね。
そんな小さい署で相続税調査の案件があり、人手が足りないのか私が暇なのかその先輩に同行して初めて相続税調査に臨場したのを覚えています。まー何の役にもたたず、ひたすらに書類のコピーをしていただけの調査ですがね。
後にも先にも相続税の調査に臨場したのはこの1件だけです。貴重な体験をさせていただきました。
相続税案件は先輩に紹介しようっかな。
当事務所、現在、基本的に相続税案件を受託しておりません。とは言え、それはそれで困ることもあり以前は近くの税理士に紹介していたのですが、私が紹介料ちょうーだい!って言ったら「もう紹介しなくてい良い、仕事間に合ってる」と言われてトホホな状況に。
でもって、東京の大手の相続税専門の税理士法人にコンタクトをとり協業?的な感じで何とか対応できる状況にはしました。たぶんね。
でも、近くに慣れ親しんだ相続税を得意とする先生がいれば、そちらにお願いした方が何かと都合が良いので、そんな話もできればいいなと思っています。
でも、まずは身内の相続案件を片付けなくては。
どうやら相続税は発生しないと思う。ただ相続人の関係が超絶複雑で、税理士が関与すべきところではないと重々承知しているのだか後学のために色々と聞いておきたいことも多々あります。
11日は手土産片手に昔話をしながら、仕事の話もしてこようと思います。
【編集後記】
私のミスでクライアントにご迷惑をお掛けしてしまった案件があり、これから直接謝罪に行ってきます。