会計事務所の生産性150%UP 実践セミナー
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開封の儀
ちょいちょい写真のようなDMが届きます。またメールでも↓のような内容のものがあります。
ということで、セミナーを受講する訳ではないのですが中身を確認してみようと思います。
セミナーの会場は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の全国5か所、どこも遠いな。飛行機使えば福岡が早いかも。なんて。
案内の表紙にあるのは「もはや待ったなし!会計事務所の生産性改善を取り組むべき理由」と銘打って❶なぜ、多くの会計事務所が‘’属人化‘’に陥ってしまうのか?❷所長先生がやりたくてもやれない‘’生産性向上の取組❸‘’見える化‘’がもたらす自発的‘’生産性向上‘’❹会計事務所が果たすべき役割中小零細企業のDX化・・・とありました。
確かに、書いてある通りです。
そもそも生産性とは何?
Wikipdiaさまによれば「生産性(せいさんせい、Productivity)とは、経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。より少ないインプットからより多いアウトプットが得られるほど、より生産性が高いという関係にある。」 とありました。
会計事務所の生産性を考えた場合、労働時間や人件費といった投入量とサービスによる対価といったところでしょうか?
簡単に言えば2つの方法しかなくて労働時間や人件費を抑える、かつ、対価を上げると生産性が上がる、経費抑えて売上を上げる、そのために何ができるか?ということですね。
会計事務所の生産性とは
一人当たりの売上を労働時間で割ると生産性が算出できるのかもしれません。
とは言え、会計事務所には弊所のように1人事務所から大手の会計事務所まで多岐に渡り、それぞれの規模や地域性によって異なると思います。
経済センサスによれば1人~9人くらいの事務所は一人当たりの売上は約800万円とあります。これを労働時間で割る、年間勤務日数を245日、1日平均7時間とすると1715時間。
さて会計事務所の生産性は4,664円となりました。会計事務所の生産性150%UPということは7,000円にするということです。
労働時間を同じままと仮定した場合、売り上げを1200万円にする必要があります。逆に売上を同じままと仮定した場合、労働時間を1142時間に減少させる必要があります。1日の労働時間を5時間30分程度に抑える必要があるということです。
会計事務所の生産性150%UPはハードルが高いです。現実的に考えると間をとって売上1000万円にして労働時間を1日6時間程度にすると150%UPになりそうです。
私としては労働時間が減少するほうが有難いです。
当事務所の生産性は?
当事務所の生産性は?というと2021年は8300円位でした。前述した平均よりかなり高めですが、これは一人税理士であること、クラウドを効果的に活用していることなどが考えられるます。また、データがコロナ過前(平成28年)と比較するデータが古いのも一因かもしれません。
でも、目標は生産性10,000円なんです、これくらい無いと会計事務所がブラックだというイメージが払拭できないと思うから。。。
ただ、今年の生産性はもっと下がると思います。
【編集後記】
昨日は、久しぶりに気温が下がり過ごしやすい1日でした。