令和の米騒動
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令和の米騒動
実感は全くないのですが「令和の米騒動」が起きているらしい。原因は①生産調整②2023年夏の猛暑③インバウンド需要の増大などが挙げられています。
そもそも日本のお米自給率は97%と言われており、ほぼ国内の生産で賄っているという状況なんだとか。なのに何故か米が不足して価格が高騰しているらしくスーパー等ではお米の在庫がないところもあるらしいです。
正直。全く実感はありません。
平成の米騒動
平成5年にも米騒動がありました。いわゆる「平成の米騒動」と呼ばれるものです。記録的な冷夏によるコメ不足が起こりました。コメの需要量1000万トンに対し収穫量が783万、政府備蓄米である23万トンを放出しても200万トン近い不足だったとか。
これを打開すべくタイ米を輸入したのは鮮明に覚えています。
当時、税務署に配属されたばかりで寮生活をしていましたが、コメ不足で大騒ぎになったのを記憶しています。
実家は稲作農家
私の実家は稲作農家です。大きくやっている訳ではなく家族が食べるられ分と少しJAに出荷しているという昔からある超絶零細農家の1つです。
平成の米騒動当時も普通に稲作農家だったので、実は十分にお米がありました。そして、今回の令和の米騒動でも私の実家の保冷庫、お米を保管する倉庫には十分にお米がある状況です。なんなら早く昨年のお米を食べないと新米の収穫期と重なってしまう、要は余ってしまう状況になりそうな感じです。
最後は農家が最強である。
昔から思っていることが1つあって、実は「農家が最強である」と思っています。それも稲作をしている農家です。今回の騒動も平成の米騒動も我が家は全く影響ありませんでした。なぜなら自給自足だからです。
どんなに稼ぎが良くても、どんなに優秀であっても無いものは買えない。それが食に関するものならなおさらである。金にものをいわせて買う人はいると思うが、私の実家のように自分の食べる分だけ確保できているのであれば騒動に巻き込まれることはないから。
でも、最近の農家は肩身が狭いのが実情です。特に私の実家の周辺では農地転用をし宅地化されていくところが増えてきました。昔は、朝涼しいうちからトラクターを動かしても大丈夫だったのですが、最近は騒音も考えて8時過ぎとか9時からのスタートに。埃が舞うと洗濯物が汚れてしまうからとか。
挙句の果てに用水路に流れる水の音がうるさいだとか・・・
農家へのクレームはエスカレートするばかりです。
でも。
ん~何を書いているのか分からない。
つまり、色んな困難はある、近所に何を言われようが、今年のような米騒動に巻き込まれることなく高みの見物ができるとおもっている自分がいます。
だから農家は最強である。
【編集後記】
今日は新規の問い合わせが1件、司法書士の先生に遺産分割協議の相談の予定です。