ミツモアの利用について・・・考え直す。
当事務所では開業当初から「ミツモア」というマッチングサイトを利用していました。
目次
ミツモアを選んだ2つの理由
世の中には「税理士に顧問先を紹介します!」というサービスを展開する業者が数多とありますが、ミツモアを選択しました。
ミツモアは税理士業務に限らず所謂お仕事のマッチングサイトです。
では、私がなぜミツモアを選択したのか?
- 月額フィーが不要であること
- 手動応募でクライアントを選べること
1点目は、なんと言っても月額フィーが発生しないこと。
新規開業の税理士にとっては毎月の固定費として支出されるコストに見合うパフォーマンスを得られるかという不安がありました。
2点目はクライアントを選べること。
現在も毎月コンスタントに依頼はありますが、これだ!という案件は少ないです。
自分に合った案件に対してアクションをおこすことができるのは魅力的でした。
このアクションに対し「応募手数料(数千円)」としてフィーが発生します。
案件によりますが、自分に合うと思う依頼にフィーを支払いますので、その後はより積極的になります。
以上の2点からミツモアを選んだのですが・・・。
ミツモア利用を考え直す?
2020年7月8日よりミツモアの料金体系が大きく変わりました。
「応募手数料」型から「成約手数料」型への移行です。
更に、依頼に対して自動応募なら無料、手動応募なら応募手数料が発生するというものです。
成約手数料は報酬金額の一律35%(税抜)です。
報酬金額は、月次契約の場合契約後1年後以内に依頼者から受け取る報酬のすべてが対象です。
これって、結構な金額になるんです。
例えば。
顧問料、記帳報酬、決算報酬等々で年間400,000円の契約ならミツモアに支払う手数料140,000円にもなります。
正直、これは利用を躊躇してしまいます。
まとめ
ここからは、私の個人的見解です。
税理士案件については、クライアントが依頼を出しても税理士の応募が0件という案件がかなりあったのではないかと思います。
ミツモアに依頼を出してもプロからの応募がなければ、ミツモアのビジネスが成り立ちません。
ほかのマッチングサイトへユーザーは流れてしまいます。
そこで、税理士案件は基本自動応募にして手数料は無料。手動応募は有料。
その分を成約手数料でカバーする。といった感じではないでしょうか?
この成約手数料では「税理士に顧問先紹介します!」というサービスのフィーとあまり変わりがありません。
次の作戦を考えなければと思う今日この頃です。
【編集後記】
8月13日。
暑くなる前にお墓参りに行ってきました。