デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか
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デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか
今読んでいる本です。まだ途中だけど。
本に記載されている内容と「今」と「税務署時代」を比較して読んでいますが、なんだろう。ビジネス面で私に刺さる部分があって共感できる部分が多い内容ですね。
まだ読んでいる途中だけど。
月の労働時間を100時間に
開業当初より月の労働時間を100時間にしたいと常々文章で発信したり、ミーティングで他の方に伝えてきました。もちろんスタッフにもね。
労働時間という定義をどこのするかという問題はありますが、1日の労働時間を5時間、10時から16時まで(休憩1時間)という設定で、これが月20日間で100時間となります。
「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」を実践している事務所なのかもしれません。
もちろん繁忙期があったり、期限に迫られ1日5時間労働以上することもありますが、その分は別で休むようにする。結果、年間で1200時間労働でありたい。
夏休みや年末年始の休暇も連続して、事務所を閉鎖するのでスタッフの有休は使わない。これらの結果で年間1200時間労働が達成できればいいなと。
ちなみに所定労働時間は9時から17時までになっているので真面目に働くと1日7時間労働で月20日の140時間になります。所定労働時間とは別にリアルな労働時間を把握したいのでスッタフにも簡単な日報の作成を義務付けています。
無駄な事はしない
日本人とデンマーク人の大きな違いに失敗を許容できるかというのが書かれていました。税務署で長年勤務していた私としては失敗は許されない環境でした。故にダブルチェックは当たり前、何ならトリプルチェックまである始末。何人の決裁を必要とするのかと思うくらい書類に決裁欄がありました。
税務当局の仕事ですからやむを得ない部分はあると思いますが、ミスをするたびにチェック項目やチェック人数が増えていきました。一人一人が責任をもって業務を行うことで無駄な仕事をしなくても済む、そんな考えの国のようです。
当事務所でも可能な限り無駄な事はしません。他の税理士事務所はどこまでサービスをするのか分かりませんが、当事務所のリソースは月100時間×12ヶ月×2名の2400時間です。この限られた労働時間で最大限の効果を発揮するために業務の取捨選択はしています。必要であれば費用をかけて外注に出すこともあります。
ということで、当事務所、今月からダブルチェックするの止めます。
【編集後記】
実は3月決算法人と7月決算法人が同じ数で意外と忙しい9月。でも100時間労働目指します。