セルフメディケーション税制ってなに?

セルフメディケーションとは?

セルフメディケーションは、自分自身で健康管理を行い、病気や症状に対して治療や予防を行うことを指します。薬局で購入できる市販薬やサプリメント、生活習慣の改善などがその一部です。もちろん、自己判断だけでは対応できない場合もあるので、必要に応じて医師の相談を受けることが大切です。

具体的には、風邪薬や頭痛薬を服用したり、ストレス管理のためにヨガや瞑想を取り入れたりすることがセルフメディケーションにあたります。普段から健康を維持するための取り組みとしても利用されますよね。セルフメディケーションにおいて大事なことは、自分の体調に合った方法を選び、無理なく続けられることです。

セルフメディケーション税制とは

1 制度の概要

康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行っている方が、その年中に自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために12,000円を超える対象医薬品を購入した場合には、「セルフメディケーション税制」(通常の医療費控除との選択適用)を受けることができます。
この控除を受ける場合には、通常の医療費控除を受けることができませんので、注意が必要です。

2 適用を受けられる方

セルフメディケーション税制の適用を受けようとする年分に、「健康の保持増進及び疾病の予防に関する一定の取組」を行っている居住者が対象となります。

  1. 保険者(健康保険組合等)が実施する健康診査【人間ドック、各種健(検)診等】
  2. 市区町村が健康増進事業として行う健康診査
  3. 予防接種【定期接種、インフルエンザワクチンの予防接種】
  4. 勤務先で実施する定期健康診断【事業主検診】
  5. 特定健康診査(いわゆるメタボ検診)、特定保健指導
  6. 市区町村が健康増進事業として実施するがん検診

3 対象医薬品の範囲

対象医薬品は、医師によって処方される医薬品(医療用医薬品)から、薬局やドラッグストア等で購入できる医薬品に転用された医薬品(スイッチOTC医薬品)及び令和6年以降に購入された医薬品でスイッチOTC医薬品と同種の効能又は効果を有する一定の医薬品とされています。

具体的な対象医薬費品の一覧は、厚生労働省ホームページ別ウィンドウで開きますをご確認ください。

4 手続・必要な書類

セルフメディケーション税制の適用を受けるためには、「セルフメディケーション税制の明細書」を確定申告書に添付する必要があります。対象医薬品を購入した際の領収書及び一定の取組を行ったことを明らかにする書類は、自宅で5年間保管する必要があります。

見たことないけどね

セルフメディケーション税制は2017年から導入されたと記憶していますが、実のところ税務署にいるころも、今もこの制度を適用している人見たことないです。

私の周りは医療費控除の適用の方ばかり。。。

【編集後記】

色々忙しかった1月も最後の週。ここを乗り切れば楽になると信じて今週を乗り切りたい。

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