コーヒーマイスターに合格しました

好きが高じて資格を重ねた道のり

「税理士がなぜコーヒー?」と驚かれることも多いのですが、私のコーヒー探求は日々の息抜きから始まり、気づけば本格的な学びの道へと発展していました。

税理士の仕事は、申告期限や決算期といった厳格なスケジュール、そして1円のズレも許されない数字の世界です。そんな緊張感のなかで、湯気を立てる1杯のコーヒーを丁寧に淹れる時間だけは、「数字や時間に追われる日々を少し忘れられる特別なひととき」なのです

そのリセットの時間をより深く楽しむため、まずは「コーヒーインストラクター2級」を取得(ギリギリの点数)。将来を見据えて「食品衛生責任者」の講習も修了しました。そ

して今回、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)認定の「コーヒーマイスター」に無事合格(合格点を辛うじてクリア)することができました。

コーヒーの抽出は、湯温や挽き目、注湯速度といった細かな変数をコントロールして狙った風味を再現する論理的な作業です。緻密さと再現性を追求する姿勢は税務実務と驚くほど共通しており、学ぶほどにその奥深さにのめり込んでいきました。

7月の収穫体験と、自宅で芽吹いた「2つの小さな命」

机上の知識を深めるうちに、「実際に木になっている実を見て、手で触れてみたい」という想いが強まり、7月にはコーヒーの収穫体験に参加してきました。

驚くことなかれ、極寒の信州で体験できるのです、しかもふるさと納税で参加申し込み

赤く熟したコーヒーチェリーを自分の手で収穫し、その場で果肉の甘みや質感を感じられたことは、本やテキストだけでは決して味わえない素晴らしい経験でした。

さらに嬉しい出来事がありました。収穫体験の際にいただいた生のコーヒーチェリーを持ち帰り、事務所で種を撒いて大切にお世話を続けていたところ……なんと先日、2つの種が無事に発芽してくれました!

小さな緑の芽が土から顔を出した姿を見たときは、試験合格とはまた違った大きな感動がありました。秒単位・数字単位で動く日常から離れ、植物が自然のリズムでゆっくりと育つ姿を見守る時間は、何物にも代えがたいリフレッシュになっています。

「いつかはカフェを」——忙しい人が呼吸を深められる場所を目指して

知識を深め、資格を取り、豆の栽培にまで触れる中で、私の中にひとつの確かな夢が生まれました。それは、「いつか自分のカフェを開業したい」という想いです。

経営者をはじめ、現代社会で働く多くの方々は、日々重い決断や時間に追われています。

だからこそ、扉を開けた瞬間だけは数字やタスクの重圧を忘れ、肩の力を抜いて深い呼吸を取り戻せるような空間を作りたいと考えています。税務のプロとしての知見と、コーヒーマイスターとしての確かな技術を融合させた、訪れる人の心と頭を優しくほぐす特別な場所です。

まずは現在、事務所を訪れてくださる方々へ、その日の気候や好みに合わせた豆で淹れる特別な1杯をお届けすることからスタートします。「実はこの芽が大きくなったら……」と未来のカフェの構想を語り合う時間は、相談の場を温かく包んでくれる最高のアイスブレイクです。

小さな2つの双葉の成長を見守りながら、税理士実務とコーヒーの探求、そして未来のカフェ開業という夢に向かって、一歩ずつ進んでいきます。

とりあえず、今週は6月決算を片付けます。

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