勘定科目って何?どの勘定科目を使うのが正しい? 勘定科目で注意すべき3つのポイント

勘定科目って何?

答えは、複式簿記の仕訳や財務諸表の表示金額の内容を示す名称です。

「売上」「仕入」「売掛金」「買掛金」「未収金」「未払金」「未払費用」等々たくさんの勘定科目があります。簿記を学習したことがある方は良く知っている人も多いですが、簿記の教科書などには勘定科目の一覧があり滅多に使わない勘定科目もあります。

業種業態によっては特殊な、聞いたことのないような勘定科目が出てきたりして驚きます。

保険業界で使用する勘定科目で「支払備金」という勘定科目がありますが、初めて聞いたときは「支払準備金」の間違いだと思ってました。

どの勘定科目を使えばいいの?

〇〇に支払ったのだけれど、勘定科目は何?にしたらいいの?という疑問があります。

正確な答えはありません。なぜならば、どこにも決まっていないからです。一部特殊なものは決まっていますが、基本なんでも良いと思います。

①1本筋を通すこと

基本何でも良いと書きましたが、注意する点があります。

それは、1度決めたらその勘定科目を使うこと。

今日は、この勘定科目。明日は別の勘定科目。明後日はまた別の勘定科目。会計上の経費にはなりますが、決算書や経営指標を確認する際に正しい数字が見えてきません。

1本筋を通しておけば前年との比較も容易にできますので、ここは押さえておきましょう。

②人件費と外注費

人件費と外注費ともに会計上の経費になることは間違いがありませんが、この2つ間違えると後で痛い目にあいます。

人件費を外注費としていた場合
人件費は消費税法上の課税取引ではないので、仕入税額控除の対象とはなりませんが、外注費として処理することで仕入税額控除の対象となり消費税の納付税額が少なくなってりまいます。税務署はこのあたり見逃しません。

また、人件費は源泉所得税の対象にもなりますので、追加で納税する事態になりかねません。

外注費を人件費としてた場合
外注費は消費税法上の課税取引なので本来は仕入税額控除の対象になるのに対象にしていないということになります。納付税額が多くなってしまいます。

人件費と外注費の区分は難しいので良く税理士に相談しましょう。

③交際費と寄附金

フリーランス・個人事業主の交際費に金額制限はありません。しかしながら寄附金は経費にならず確定申告で寄付金控除として処理します。

法人の場合は交際費は会計上の経費にはなりますが、税務上経費にならない場合があります。また寄付金も会計上の経費になりますが、税務上は一定の制限があります。

つまり、個人・法人ともこの区分を間違えると確定申告で納める税金に影響がありますので注意が必要です。

交際費になるのか?寄付金になるかの?この題目だけで専門書がたくさん出版されるほど争点がありますので詳しい説明は省略します。判断が難しいので税理士に相談してください。

まとめ

基本、勘定科目は大筋があっていれば多少違っていても問題はない

  • 経営判断に影響ない程度に臨機応変に
  • 税務的に影響が生じる部分はきちんと押さえる→税理士に確認する

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