繰り返される過ち・・・そして疲弊する現場。

繰り返される過ち

昨日、国税庁の職員7人がコロナウイルスに感染というニュースが流れました。しかも異動に伴う送別会に参加という、なんともお粗末な話です。

今回の件に限らず、いつの時代も財務省や国税庁などの不祥事が大きく取り上げられます。これは国税が唯一の歳入官庁であるということが1つの要因であると考えられます。

疲弊する現場

上述したように国税が唯一の歳入官庁であり、その現場にいるのは税務署の職員や国税局の職員であり、納税者と直接接しているのは現場にいる職員なのです。

そして納税者からの苦情は、その職員に向けられます。納税者からみれば、財務省も国税庁も国税局も税務署も国民の納税を管理する部署という認識だからです。

その通りです。財務省も国税庁も国税局も税務署も国民の納税を管理する部署です。

それを理解しているからこそ、税務署の窓口での苦情も紳士に受け止めるのです。

たった7名の不謹慎な行動で国税職員5万5千人が被害を受けるのです。

たった7名の不謹慎な行動で医療従事者に負担を掛けるのです。

たった7名の不謹慎な行動で国税全体の信用が失墜するのです。

こんな事は年に何回も行われる「予防講和(職員の非行を未然に防ぐ研修)」で言われているのに国税庁の、税務署、国税局の上部組織の職員が守らないなんて・・・。

まとめ

確かに異動に伴う別れの時期で送別会をやりたい気持ちは理解できますが、そこはもういい大人なんだから我慢すればいいこと。この時期に何かあったらどうなるか想像できるはずです。

結局、いつも税務署の職員、最前線の現場にいる職員が疲弊していくのです。

上が大変だと、現場も大変だね」って納税者の方から慰めのお言葉を頂いたこと、今でも忘れません。

【編集後記】

ここ数日、天候の急変で雷が発生しています。昨日も一瞬ですが落雷により停電しました。

当事務所のIT関連機器の落雷対策を考えないと、真剣に思いました。

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