税務署の未来は明るいのか?

きっかけは些細なクライアントからひと言。

先生、久しぶりに松本税務署へ行ったんだけど、税務署の年齢層って随分高いんだね。窓口から見える職員、みんな年配者だったよ

このひと言。正しいとも間違っているとも。。。でもその通りだと思う。

歪な年齢層。

日本全国の税務署がそうだとは思わないのですが、関東信越国税局管内の地方の税務署では年齢層が高いかも。もっと正確に言うと、職員の年齢層が歪んでいるのだと思う。実は20代の職員も多いのですが、30台から40代前半の職員が少ないのです。いわゆる働き盛りの職員が地方には少なく、その年齢層の職員の多くは国税局や埼玉県に集中しているのです。新人職員の指導を50台後半の職員が担当するなんてことも多々あったりします。

もう10年以上も前になりますが、私が30代前半でとある税務署の総務係長をしていた頃、一番若い職員が20代後半、次が私、そして40代といって感じで署の平均年齢が40代後半という状況でした。おそらく今もこの年齢構造は変わっていないと思います。

税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-

令和3年6月11日に国税庁から「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」が公表されています。また、これにあわせて「税務行政DXの構想実現に向けた工程表」 されています。

税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-

税務行政DXの構想実現に向けた工程表

税務の現場を離れてから知ることのできたこと、それは、税務行政がITに著しく遅れいてるということ。年配の税務職員がITについていくのはホント大変だと思います。

まとめ

これからの税務行政は困難なことばかりです。

変化し続ける経済環境、取引のグローバル化。これらの情報をインプットしながら毎年変わる税法のアップデート。さらに電子帳簿保存法改正に伴い調査手法の変化。

私と同年代より年上の税務職員にとっては、これらの変化に対応することが自分の評価になり部下職員からの信頼に繋がる。

管理職になって税務調査の現場へ赴くことは少なくなっても、部下職員に対し適切に指示を出すには避けては通れない事柄だから。

色々と並べて考えてみると、んー税務署の未来ってあんまり明るくないのかなーって感じます。ここでは書けない内部の潜在的な問題も抱えているし、やっぱりチャンスがあれば税理士で独立開業が良いかもって、、、。

頑張れ!現職の税務職員の皆様。OBは応援しています!!

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