税務署から見た良い税理士・悪い税理士とは

こんな事書いていいのか不安ですが、税務署と税理士はとても密接な関係にあります。

なぜなら、ほとんどの納税者は申告書の作成を税理士に依頼しているからです。

そして税理士は、税務署からの問い合わせや税務調査への対応まで納税者に代わって行います。

今回は、税務署OBが思う、税務署から見た良い税理士と悪い税理士を解説したいと思います。

※あくまでも、私の個人的見解ですのでお許しください。

良い税理士とは

  1. 税法を熟知している税理士
  2. 税務署に協力的な税理士(特に税務調査で)
  3. クラアントに対し適切なアドバイスをしている税理士
  4. 税理士事務所職員とコミュニケーションが取れている税理士

悪い税理士とは

  1. 税法を良く理解していない税理士
  2. 税務署に協力的ではない税理士
  3. クライアントに対しあまりアドバイスをしない税理士
  4. 税理士事務所職員とコミュニケーションが取れていない税理士

解説

1 税法を理解しているか、否か。
税理士である以上、当然、税法に熟知しているはずなのですが、稀にそうでない税理士もいるのです。なにかあると、すぐ税務署に問い合わせをしてくる税理士です。

とても複雑な問い合わせならやむを得ないですが、基本的なことまで問い合わせされると正直困りました。毎日、税務署には多くの問い合わせがあるのですから、税理士には税法を熟知していただき、特に税制改正などは良く理解してほしいと思っておりました。

2 税務署に協力的か、否か。
税務署に協力的な税理士は、ホント助かりました。行政的なお願いから税務調査まで、特に税務調査は税理士の協力がなければスムーズに進みませんので、税務署寄りの税理士は助かります。

若い調査官は、協力的な税理士だとホッとしていました。

3 クライアントにアドバイスができるか、否か
クライアントに対し適切なアドバイスをしてくれる税理士もホント助かりました。

クライアントは本来の業務がありますので、なかなか税務的な部分まで事務が回らないことが多いと思います。

特にひとり社長の企業や個人事業主は、本来の事業もやりながら経理などのバックオフィスまで1人でやっています。このような企業に対して適切なアドバイスをしている税理士は助かりました。

4 事務所職員とコミュニケーションが取れているか、否か。
大きな税理士事務所になると税理士ではなく税理士事務所の職員とクライアントという関係になります。事務所の担当者とクライアントがどのような事を相談しているのか税理士が把握することはとても大切です。

税務調査の際に、税理士が初めて知ることがあるなんてことが結構ありました。そして、そういった部分が税務調査で指摘されたりするのです。

クライアントからみれば、税理士には相談していたのに・・・となります。

まとめ

ふと、税務職員の頃に思ったことを書いてみました。

書いてみましたが、実は自分に対する戒めにもなりました。

100%税務署に協力的になるつもりはないのですが、税務署にもクライアントにも良い税理士であると思われるようになりたいと思います。

でも、きっと税務調査の際には、税務職員からは面倒くさい税理士だと思われるはずです。

その辺は、また機会があったらブログに書きたいと思います。

【編集後記】

もう10月も明日で終わりです。開業して2ヶ月です。毎日が早く過ぎていくのは充実した日々を送っているからなのでしょうか。

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