相続人の確定とは?

人は必ず死を迎えます。

そして必ず多かれ少なかれ相続という逃れられない問題に直面するのです。

親子兄弟仲が良くても相続問題ではギクシャクしてしまうことあるでしょう。

そんな相続問題のスタートとして「相続人の確定」というものがあります。

相続人の確定とは?

相続人の確定とは、「相続人として権利を有しているか確定させる」ことです。

色んな話し合いの場が持たれることと思いますが、まずその相続人として権利を有していることが必要です。

ドラマの見過ぎかもせれませんが、突然亡くなられた方の子供と名乗る人が現れたりすることもあるかもしれません。

仮に名乗りでなかったとしても、亡くなられた方の戸籍に名前があれば財産分与の権利が発生するのです。

もうこうなってきたら相続から争続になってしまいます。

そんな場面には税理士としても遭遇いたくないものです。

相続人の範囲は?

ここであれこれ書くより国税庁のHPで確認した方が分かりやすいので、リンクを貼っておきます。

相続人の範囲と法定相続分

相続人はどうやって確定させるの?

相続人を確定させるためには、「亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍をすべて確認する」という作業が必要になります。

亡くなられた方の住所と本籍地が同じとは限りません。

戸籍はこれまで何回か改製がありましたので、古い戸籍は「改正原戸籍」を確認する必要も生じてくるでしょう。

また、亡くなられた方のお子さんが結婚して別の戸籍を作成していたらそちらも追っていく必要があります。

不幸にも亡くなられた方のお子さんの方が先に亡くなられて、孫にあたる人が代襲相続という可能性も排除できません。

このようにして、亡くなられた方の戸籍をすべて確認して相続人になり得る人を洗い出していくことになります。

亡くなられた方の本籍地が転々としていたら大変かもしれません。

まとめ

上記のように相続人を確定させてから、初めて遺産分割の話に入っていけるのです。

多くのケースでそんなに複雑にはならないと思います。

ですが、税務署に勤務しているともうそれはドロドロして、TVドラマを凌駕するような複雑な相続関係があったなんてこともありました。

私はもっと貰えるはずだ!

土地ではなく現金が欲しい!

親子兄弟、嫁に婿が参戦してきたらもうカオスです。

そんな事にならないように「遺言書」を作成しておくのも大切なことだと思います。

さあ、相続人が確定したら次は相続財産のリストアップです。

【編集後記】

とある方のとあるお話をお断りしました。

たぶん正しい選択だっと思う。

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