単身赴任の闇

単身赴任の闇

公務員生活26年のうち、5年間を単身赴任生活をしていました。

これが長いのか短いのかは分かりませんが、私が勤めていた関東信越国税局管内でいえば決して長くない期間だと思います。もっと長い人も多くいます。

実はこれ、地政学的な問題があって関東信越国税局の管轄するのは茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、新潟県、長野県と広域にわたり地方から埼玉県さいたま市にある国税局に勤務する場合は総じて単身赴任になるという逃れられない現実があるのです。

一方、東京国税局の管轄するのは東京都、千葉県、神奈川県、山梨県と山梨県以外は概ね通勤圏内であるため単身赴任者は少ないのです。

単身赴任は経済的に厳しいものとなる

当時、国家公務員の単身赴任手当は27,000円程度だったと記憶しています。現在は30,000円のようですが。。。

27,000円で全てが賄えるのかどうか?という問題です。

あくまでも私の場合です。

自宅から単身赴任先までの交通費が往復10,000円で月4回の40,000円。これだけで赤字になります。

家賃が54,000円位で住宅手当が半額あったので実質負担は月27,000円。公務員官舎があるだろうと思う方もいると思うのですが、初めての単身赴任であてがわれた宿舎が片道1時間以上の宿舎で通勤だけで疲れてしまうので、2日目は国税局近くのアパートを借りました。

多少お金を払っても、家で休みたいという思いです。

自炊が出来ればいいのですが、外で食べる事が多くこの出費も月30,000円くらい

何より交際費という飲み代がバカにならない。少なく見積もっても月20,000~30,000円

単身赴任手当27,000円に対し支出が127,000円、実に毎月100,000円の赤字です。

確かに毎月、貯蓄を取り崩すという生活をしていました。

なぜ単身赴任をするのか?

関東信越国税局管内での都市伝説的な話なのですが、単身赴任しないと出世しないとか、自宅を建てると単身赴任になるとかまことしやかにささやかれていました。

前述したように国税局の管轄地域の問題があると思うのですが、地方に行くと通勤できる税務署が限られるため、転勤=引っ越し、単身赴任という結論に帰着します。

私の自宅から通える税務署は3つ。単身赴任が嫌であればこの3つをぐるぐる回ることになります。

やむを得ない事情があって3つの署をグルグル回る職員もいます。

まとめ

税理士になって公務員時代より収入が減ったにもかかわらず、貯蓄が増えている現状を不思議に思い原因を考えたら「あっ」単純に支出がめちゃくちゃ減ったんだ!!と。

単身赴任では貯蓄を切り崩さないとやっていけないという闇。でも、単身赴任でお金には代えられない経験をしたことはプラスです。

【編集後記】

お出かけの予定がキャンセルになりました😭

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