個人事業者の記帳と帳簿等の保存について

2月17日から全国の税務署や署外会場で確定申告の受付が始まります。

多くの人が集まるので新型コロナウィルスの感染が心配されます。

私は事務所でPCの画面のとにらめっこしながら引きこもり生活が続きます。

さて、今回は個人事業主の記帳と帳簿等の保存について解説したいと思います。

まず!

個人で事業や不動産貸付け等を行う全ての方は、記帳と帳簿書類の保存が必要です。

何を記帳すればいいの?

収入金額や必要経費に関する事項について、取引の年月日、相手方の名称、金 額や日々の売上げ・仕入れの合計金額等を帳簿に記載します。

一つ一つの取引ごとではなく日々の合計金額をまとめて記載するなど、簡易な方法で記載してもOKです。

消費税の課税事業者となる方は、消費税の軽減税率制度の実施に伴い令和元年10月1日以降、軽減税率対象品目の売上げ・仕入れがある場合は、税率 ごとに区分して帳簿に記載する必要があります。

何年保存すればいいの?

収入金額や必要経費を記載した帳簿のほか、取引に伴って作成した帳簿や棚卸 表、請求書、領収書などの書類を下表のとおり保存する必要があります。

国税庁HPより引用

青色申告制度って何?

「青色申告」は、日々の取引を所定の帳簿に記帳し、その帳簿に基 づいて正しい申告をすることで、税金の面で様々な特典を受けること ができる制度です。

青色申告の方は、原則として正規の簿記の原則(一般的には複式簿記)により記帳を行わな ければなりませんが、簡易な帳簿(①現金出納帳、②売掛帳、③買掛帳、④経費帳、⑤固定資 産台帳)で記帳してもよいことになっています。

青色申告の特典って何があるの?

①青色申告特別控除 

不動産所得や事業所得を生ずべき事業を営んでいる青色申告をされている方で、正規 の簿記の原則(一般的には複式簿記をいいます。)により記帳している方について は、一定の要件の下で事業所得等の金額から最高65万円を差し引くことができます。  

また、簡易な帳簿による記帳であっても、最高10万円の青色申告特別控除の 適用を受けることができます。

②青色事業専従者給与の必要経費算入

青色申告をされている方が、事業主と生計を一にしている配偶者や15歳以上の親族 で、その事業に専ら従事している人に支払う給与については、届出書に記載した範囲 内で支給した給与の額のうち、仕事の内容や従事の程度等に照らして相当な金額とし て認められるものを必要経費に算入することができます。

③純損失の繰越しと繰戻し

青色申告をされている方は、事業から生じた純損失の金額を、翌年以後3年間にわ たって、順次各年分の所得金額から差し引くことができます(純損失の繰越し)。  

また、前年も青色申告をされている場合は、純損失の繰越しに代えて、その損失額 を前年分の所得金額に繰り戻して控除し、前年分の所得税額の還付を受けることもで きます(純損失の繰戻し)

誰でも青色申告できるの?

青色申告をするためには、青色申告をしようとする年の3 月15日 まで(その年の1月16日以後に新たに開業された方は、開業の日か ら2か月以内)に、「所得税の青色申告承認申請書」に必要な事項を 記載して、所轄税務署に提出する必要があります。

まとめ

正しく帳簿を記載して青色申告をすれば650,000円の青色申告特別控除が受けられます。

これも1つの節税です。

正しく帳簿を付ければ正しい経営判断も可能になり650,000円控除も受けられる。

もちろん正しい帳簿付けているのだから、税務調査が来ても心配することはありません。

今からでも遅くありません。正しい帳簿付けましょう!

【編集後記】

2月14日・・・。これ以上何も言いません。

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